OTYA WINDOW SYSTEM(OTW)

開発中 (OTW5.0) ボタンもテキストボックスもみんなウィンドウ 定数は基本的に関数を使って取得する

Control

GetWindowControl()

Windowのコントロールを取得

NewControl NAME$ OUT CTL,ERR

新しいコントロールを作る

ExtendControl NAME$,PARENT OUT CTL,ERR

既存のコントロール(Windowなど)を継承 ExtendControlされた後親コントロールのイベントハンドラや暗黙ハンドラ状態の変更をしてもすでに作成された子コントロールには及ばない

CheckControl(CTL)

コントロールが正常かを確認

DeleteControl(CTL)

コントロールを削除

FindControl(NAME$)

文字列を使ってコントロールを取得

IsControlExtend(CTL,PARENT)

CTLコントロールとPARENTコントロールが継承関係にあるかどうか

GetControlName$(CTL)

コントロールの名前を取得

SetControlHandlerImplicit(CTL,TYPE,IMPLI)

暗黙ハンドラ状態の設定 IMPLI=TRUEの時にCTLが継承された場合TYPEのイベントハンドラはCallBaseControlHandlerを呼ばなくても勝手に呼ばれるようになる その場合CallBaseControlHandlerを呼んでも親イベントハンドラは呼ばれない IMPLI=FALSEの時既定の挙動

Handler

Handlerの書式 COMMONは付ける

COMMON DEF XXX WND,CTL,TYPE,A1,A2

関数 説明 引数1 引数2
SetControlPainter(CTL,HANDLER$) コントロールの描画イベントを処理する関数の登録 描画範囲XY 描画範囲WH(XY=0&&WH=0のとき全体)
SetControlLMouseUpHandler(CTL,HANDLER$) 左クリック(ボタンから離されたとき)のイベントを処理する関数の登録 X Y
SetControlLMouseDownHandler(CTL,HANDLER$) 左クリック(ボタンが押されたとき)のイベントを処理する関数の登録 X Y
SetControlMouseMoveHandler(CTL,HANDLER$) マウスが移動したときのイベントを処理する関数の登録 XY マウスの状態
SetControlNotificationHandler(CTL,HANDLER$) 通知(ボタンがクリックされた、Enterが押された)など そのウィンドウのVar0そのウィンドウのWND  
SetControlNotifHandler(CTL,HANDLER$) =SetControlNotificationHandler    
SetControlKeyHandler(CTL,HANDLER$) キーが押されたとき BUTTON()から特殊キーを覗いた値  
SetControlChFocusHandler(CTL,HANDLER$) フォーカスが変わった時 フォーカスが移ったらTRUE WND
SetControlButtonHandler(CTL,HANDLER$) ボタンが押されたとき    
SetControlCreateHandler(CTL,HANDLER$) ウィンドウが作られたとき    
SetControlStrNotifHandler(CTL,HANDLER$) 文字列の通知(FileDialog等)    
SetControlDeleteHandler(CTL,HANDLER$) ウィンドウが削除されたとき    
SetControlLDoubleClickHandler(CTL,HANDLER$) 左ダブルクリックをされたとき    
SetControlMouseLeaveHandler(CTL,HANDLER$) マウスが離れた時    
SetControlResizeHandler(CTL,HANDLER$) ウィンドウがリサイズされたとき   WH
SetControlFrameHandler(CTL,HANDLER$) ウィンドウフレーム周りのなんか    
SetControlFramePainter(CTL,HANDLER$) ウィンドウフレームの描画    
SetControlChildWindowHandler(CTL,HANDLER$) 子ウィンドウから送られてくるイベントを受信 type arg
SetControlParentWindowHandler(CTL,HANDLER$) 親ウィンドウから送られてくるイベントを受信 type arg
SetControlQueryFrameHandler(CTL,HANDLER$) ウィンドウのフレームの大きさを返す STYLE 0
SetControlContextMenuHandler(CTL,HANDLER$) コンテキストメニューを表示する必要があるとき 表示すべきX Y
SetControlChInputHandler(CTL,HANDLER$) 入力ウィンドウが変わったとき 入力が移ったらTRUE WND
SetControlWheelHandler(CTL,HANDLER$) マウスホイールが回されたとき 変位  

特殊Event Handler

ControlStrNotifHandler

A2$が文字列

COMMON DEF XXX WND,CTL,TYPE,A1,A2$
END

ControlQueryFrameHandler

WNDは0の場合があるので注意

COMMON DEF XXX WND,CTL,TYPE,STYLE,ZERO OUT W1,H1,W2,H2
END

ControlChildWindowHandler

子ウィンドウに何か起こった時に呼ばれる A1がtype

type:WindowMaximizeEvent()

ウィンドウが最大化されようとしたときに送られる(OTW30からWND自身の最大化イベントが送られてくるようになった)

argに対象ウィンドウ
rootウィンドウ

type:WindowMinimizevent()

ウィンドウが最小化されようとしたときに送られる(OTW30からWND自身の最大化イベントも送られてくるようになった)
argに対象ウィンドウ

type:WindowActiveEvent()

ウィンドウがアクティブになったときに送られる argに対象ウィンドウ

type:WindowInactiveEvent()

ウィンドウが非アクティブになったときに送られる argに対象ウィンドウ

type:WindowRestoreEvent()

ウィンドウが最小化最大化から戻されようとしたときに送られる(OTW30からWND自身の最大化イベントが送られてくるようになった)

argに対象ウィンドウ

type:WindowInputEvent()

入力ウィンドウになった時に送られる argに対象ウィンドウ

type:WindowLostInputEvent()

入力ウィンドウではなくなった時に送られる argに対象ウィンドウ

ControlParentWindowHandler

親ウィンドウに何か起こったときに呼ばれる A1がtype

type:ParentWindowResizeEvent()

ウィンドウがリサイズされたときに呼ばれる

type:WindowGroupActiveEvent()

???

type:WindowGroupInactiveEvent()

???

ControlWheelHandler

A1をWheelDelta()で割ると回された回数
負の時下へのスクロールを表す

WheelDelta()

常に120を返す

マウスの状態

   10
 0b00
 bit 0CTL_LBTNFLG
 bit 1CTL_RBTNFLG

1なら左クリック,2なら右クリック,3なら両方

 IF BTN AND GetControlStateLBtn()THEN ~左クリック
 IF BTN AND GetControlStateRBtn()THEN ~右クリック

Window

GetRootWindow()

ルートウィンドウを取得

CheckWindow(WND)

ウィンドウが正常ならTRUE

NewWindowEx CTL,NAME$,X,Y,WIDTH,HEIGHT,PARENT,FLG,STYLE,A1,A2 OUT WND,ERR

ウィンドウを作成する 内部ではFocusWindow(WND)が呼ばれる もしWindowNeverActiveStyle()が親ウィンドウに設定されている場合STYLE引数に関わらずWindowNeverActiveStyle()が設定される

NewWindow CTL,NAME$,X,Y,WIDTH,HEIGHT,PARENT,FLG OUT WND,ERR

コントロールと名前と座標とサイズと親ウィンドウとフラグを使ってウィンドウを作成

NewTopLevelWindow CTL,NAME$,WIDTH,HEIGHT OUT WND,ERR

コントロールと名前とサイズを使ってウィンドウを作成

NewStyleWindowArg CTL,NAME$,X,Y,WIDTH,HEIGHT,PARENT,FLG,STYLE,A1,A2 OUT WND,ERR

引数を使ってスタイル指定されたウィンドウ作成

NewStyleWindow CTL,NAME$,X,Y,WIDTH,HEIGHT,PARENT,FLG,STYLE OUT WND,ERR

スタイル指定されたウィンドウ作成

NewTopLevelStyleWindowArg CTL,NAME$,WIDTH,HEIGHT,FLG,STYLE,A1,A2 OUT WND,ERR

引数を使ってスタイル指定されたトップレベルウィンドウ作成

NewTopLevelStyleWindow CTL,NAME$,WIDTH,HEIGHT,STYLE OUT WND,ERR

スタイル指定されたトップレベルウィンドウ作成

FrontWindow(WND)

ウィンドウを手前に持ってくる

MoveWindow(WND,X,Y)

ウィンドウを指定座標に持っていく

ResizeWindow(WND,W,H)

ウィンドウをリサイズ

MoveResizeWindow(WND,W,H)

ウィンドウを移動してリサイズ

SendWindowEvent(WND,TYPE,A1,A2)

ウィンドウへイベントを送信

RepaintWindow(WND)

ウィンドウへ再描画イベントを送信

RepaintFrameWindow(WND)

ウィンドウのフレーム部分への再描画イベントを送信

CallBaseControlHandler(WND,CTL,TYPE,A1,A2)

(イベントのハンドラーで)親ハンドラを呼び出し TYPEでイベントの種類を識別する

COMMON DEF EventHandler WND,CTL,TYPE,A1,A2
  VAR ERROR=CallBaseControlHandler(WND,CTL,TYPE,A1,A2)
END

PeekWindowEvent(WND)->OUT CTL,TYPE,A1,A2

ウィンドウのイベントキューの先頭を削除せずに帰す

UpdateWindow(WND)

ウィンドウのイベントを処理

GetWindowName$(WND)

ウィンドウの名前を取得

GetWindowWidth(WND)

ウィンドウの幅を取得

GetWindowHeight(WND)

ウィンドウの高さを取得

GetWindowSize WND,FRM OUT W,H,E

ウィンドウの大きさを取得 FRM=TRUEの時フレームの大きさを含んでいる

GetWinVer$()

バージョンを取得(“5.0”など)

GetWindowX(WND)

ウィンドウのX座標を取得

GetWindowY(WND)

ウィンドウのY座標を取得

GetNextWindow(WND)

次のウィンドウ(前面)を取得,失敗したら0が返る

GetPrevWindow(WND)

次のウィンドウ(後面)を取得,失敗したら0が返る

GetParentWindow(WND)

親ウィンドウを取得

GetChildWindow(WND)

子ウィンドウを取得(一番後ろ)

GetControl(WND)

ウィンドウのコントロールを取得

IsFocusWindow(WND)

ウィンドウがフォーカスされていればTRUE

IsActiveWindow(WND)

ウィンドウがアクティブであればTRUE

ShowWindow(WND)

非表示ウィンドウを表示させる

HideWindow(WND)

ウィンドウを非表示にする

GetWindowMinSize WND OUT W,H

ウィンドウの最小サイズを取得(リサイズ用)

SetWindowMinSize WND,W,H

ウィンドウの最小サイズを設定(リサイズ用)

SetCapture(WND)

WNDに対してマウスキャプチャを開始,MouseMoveイベントが全てWNDに対して送られるようになる。但しマウスをクリックすると解除.返り値は前にキャプチャされたウィンドウ

GetCapture()

現在マウスキャプチャされているウィンドウを取得

ReleaseCapture(WND)

WNDに対してのマウスキャプチャを終了,失敗すると0、成功すると1が返る

SetCaptureEx(WND,FRM)

FRM=TRUEの時ウィンドウフレームに対してキャプチャ

GetCaptureEx OUT WND,FRM

FRM=TRUEの時ウィンドウフレームに対してキャプチャ

SetSysWindowProperty WND,PNAME$,VAL OUT ERR

実装依存のプロパティ設定、OTW5.0-28では”SHADOW”を指定すると影の有無を切り替えられる

CalcWindowX(BASEWND,WND)

BASEWNDに対するWNDの位置を取得

CalcWindowY(BASEWND,WND)

BASEWNDに対するWNDの位置を取得

GetActiveWindow()

現在のアクティブウィンドウを取得

HasActiveWindow(WND)

子ウィンドウ孫ウィンドウがアクティブならばTRUE

MaximizeWindow(WND)

ウィンドウを最大化

MinimizeWindow(WND)

ウィンドウを最小化

RestoreWindow(WND)

ウィンドウを最大最小化から復元

GetWindowStyle(WND)

ウィンドウスタイルを取得

GetWindowFrameSize WND OUT W1,H1,W2,H2,ERR

ウィンドウフレームサイズを取得

QueryWindowFrameSize WND OUT W1,H1,W2,H2,E

ウィンドウフレームサイズを計算 GetWindowFrameSizeは実際の大きさを返すのに対しこの関数は計算をする

FindWindowByControl(WND,CTL,EXTEND)

WNDの子ウィンドウからCTLコントロールに一致するウィンドウを取得、EXTEND=TRUEの時IsControlExtendで判定(再帰的に探索しない)

GetWindowMouseX(WND)

WNDからのマウスの相対座標を取得

GetWindowMouseY(WND)

WNDからのマウスの相対座標を取得

GetOwnerWindow(WND)

WindowGroupOwnerがあればそれを、無ければParentWindowを返す

DisableWindowClipping(WND)

ウィンドウをクリッピングしない、ウィンドウが重ならない時にこれを指定すると効率化する

EnableWindowClipping(WND)

ウィンドウをクリッピングさせる

GetWindowVar(WND,I)

SPVARのようなWND固有の記憶域(0<=I<=7)

SetWindowVar WND,I,V

SPVARのようなWND固有の記憶域

IsParentWindow(PARENT,CHILD)

CHILDの親ウィンドウにPARENTがあればTRUE(親ウィンドウが辿れなくなるまで調べる)

IsChildWindow(PARENT,CHILD)

PARENTの子ウィンドウにCHILDウィンドウが含まれていればTRUE(再帰的に探索する)

SetWindowCursor(WND,IMG)

マウスの下にWNDがあるときに表示するマウスカーソル画像を設定

GetWindowCursor(WND)

マウスの下にWNDがあるときに表示するマウスカーソル画像を取得

ShowSystemMenu WND,X,Y

WNDに属するシステムメニューをWNDの相対座標X,Yに表示 システムメニューとは最大最小化復元閉じるなどの操作をするメニュー

FocusWindow(WND)

WNDにフォーカスを設定する WNDをActiveWindowに設定する これで設定したウィンドウにはGetActiveWindow()で取得できる ウィンドウをクリックしたとき自動的にOTWがそのウィンドウに対しFocusWindowを呼び出す 内部ではSetInputWindow(WND)も呼ばれる もしWindowNeverActiveStyle()が設定されている場合SetInputWindow(WND)と等価 ChFocusイベント、ParentWindowイベント(WindowGroupActiveEvent()WindowGroupInactiveEvent())、ChildWindowイベント(WindowActiveEvent()が呼ばれる ウィンドウが入力無効な時あるいはCheckWindow(WND)がFALSEの時エラーが返る

SetInputWindow(WND)

WNDをInputWindowに設定する これで設定したウィンドウにはGetInputWindow()で取得できる ChInputイベント、ChildWindowイベント(WindowInputEvent()WindowLostInputEvent())が呼ばれる ウィンドウが入力無効な時あるいはCheckWindow(WND)がFALSEの時エラーが返る

GetInputWindow()

入力ウィンドウを取得する

InputWindowとActiveWindow

InputWindowはキー入力などを受け付けるウィンドウ ActiveWindowはアクティブであるという状態を示す WindowNeverActiveStyle()を使わない限り区別は無い WindowNeverActiveStyle()が使われている例としてはPopupMenu、DropDownListBoxがあり、ウィンドウのフォーカスを失うことなくメニューやリストボックスを表示させている

EnableWindow(WND)

ウィンドウを入力有効にする

DisableWindow(WND)

ウィンドウを入力無効にする アクティブにすることができなくなり入力イベントが送信されなくなる

IsWindowEnabled(WND)

WNDが入力有効な時TRUEが返る 親ウィンドウを辿っていきWindowDisabledStyle()が設定されているウィンドウがあればFALSEが返る

GFormatWindow(WND,MODE)

ウィンドウの描画形式を変更する
返り値はERR

GFormatRGB()

RGBのみで透明度は無い形式(規定)

GFormatTransRGB()

RGBと透明かどうかのみを表せる形式
ウィンドウ合成が有効になっていない時にこれを指定すると#WIN_ERR_NOTSUPPORTEDが返ってくる

GFormatARGB()

RGBと透明度がある形式
大きいウィンドウにこれを適用するとパフォーマンスが低下するので注意
ウィンドウ合成が有効になっていない時にこれを指定すると#WIN_ERR_NOTSUPPORTEDが返ってくる

Window Flag

WindowBackFlag()

NewWindowで指定するフラグ, ウィンドウを後ろに配置する

WindowFrontFlag()

NewWindowで指定するフラグ, ウィンドウを前に配置する

WindowHideFlag()

NewWindowで指定するフラグ, ウィンドウを非表示にする

WindowToolFlag()

NewWindowで指定するフラグ, ウィンドウを常にOwner windowより前に表示にする

WindowDefPosFlag()

Windowの位置をお任せにする

Window Style

Window Flagは作成時の状態を表すのに対しWindow Styleは恒久的な状態を表す(WindowToolFlag()WindowHideFlag()は非推奨)

WindowMenuStyle()

メニュー付きにさせるフラグ

WindowResizableStyle()

リサイズ可能にさせるフラグ

WindowHideStyle()

非表示にさせるフラグ

WindowNarrowStyle()

タイトルバーの幅を小さくさせるフラグ

WindowTopMostStyle()

常に最前面に表示させるフラグ

WindowNeverActiveStyle()

ウィンドウがアクティブになることがないフラグ ただしInputWindowには設定される

WindowMaximizedStyle()

最大化状態であることを表すフラグ

WindowMinimizedStyle()

最小化状態であることを表すフラグ

WindowDisableCloseStyle()

閉じるボタンを無効化

WindowDisableMaxStyle()

最大化ボタンを無効化

WindowDisableMinStyle()

最小化ボタンを無効化

WindowDisabledStyle()

ウィンドウを無効化 DisableWindow(WND)参照

Window Property

WindowVarは軽量だがキーと値が整数のみで利用しづらい場面がある

SetProp WND,NAME$,V

ウィンドウプロパティに値を設定(文字列をキーとして整数実数文字列を格納できる)

SetProp2(WND,NAME$,V)

ウィンドウプロパティに値を設定(前の値が返る)

GetProp(WND,NAME$)

ウィンドウプロパティの値を取得(SetPropされていないNAME$であった場合暗黙的に(0,”“,0.0)が#SetPropされる)

TryGetProp WND,NAME$ OUT V,F

ウィンドウプロパティの値を取得(SetPropされていないNAME$であった場合SetPropされずV=0 F=FALSE)

SetProp$ WND,NAME$,V

文字列版

SetProp2$(WND,NAME$,V)

文字列版

GetProp$(WND,NAME$)

文字列版

TryGetProp$ WND,NAME$ OUT V$,F

文字列版

SetProp# WND,NAME$,V

実数版

SetProp2#(WND,NAME$,V)

実数版

GetProp#(WND,NAME$)

実数版

TryGetProp# WND,NAME$ OUT V#,F

実数版

HasProp(WND,NAME$)

WNDがNAME$のプロパティを持っていればTRUE

RemoveProp WND,NAME$

ウィンドウプロパティを削除

APIから設定されるプロパティ

SetWorkArea(WND,X,Y,W,H)

作業領域(画面からタスクバーなどが除かれた領域)を設定

GetWorkArea WND OUT X,Y,W,H,ERR

作業領域(画面からタスクバーなどが除かれた領域)を取得 特に設定されていなければX=0,Y=0,W=GetWindowWidth(WND),H=GetWindowHeight(WND)を返す

"WRKAREAXY"

上位ワードにX下位ワードにY

"WRKAREAWH"

上位ワードにwidth下位ワードにheight

"NEWWINXY"

ウィンドウのX座標Y座標を指定せずにNewWindowしたときに指定される座標

上位ワードにX下位ワードにY

Color

SetWindowBackColor WND,RGB

ウィンドウの背景色を設定

SetWindowBackColor(WND)

ウィンドウの背景色を取得

GetBackColor()

ウィンドウのデフォルト背景色を取得

GetSelectionColor()

選択時の背景色を取得

GetSelectionTextColor()

選択時のテキスト色を取得

GetWorkspaceColor()

作業領域背景色を取得

Timer

SetTimer WND,TIMEOUT,ARG,FUNC$ OUT TIMER,ERR

WNDに対してTIMEOUT ms後に実行するFUNC$を設定する

FUNC$

COMMON DEF TIMERFUNC WND,TIMER,ARG
END

DeleteTimer(TIMER)

TIMERを削除する

CheckTimer(TIMER)

TIMERが正常ならTRUE

Graphic

GBeginWindow(WND)

描画開始を明示的に宣言する

GBeginFrameWindow(WND)

描画開始を明示的に宣言する(ウィンドウの枠に対しても負座標で描画可能)

GEndWindow(WND)

描画終了を明示的に宣言する(GEndWindowEx(WND,TRUE)と等価)

GEndWindowEx(WND,CWCF)

描画終了を明示的に宣言する(CWCF=TRUEの時子ウィンドウのクリッピング処理を実行)

SetWindowDrawPos WND,X,Y

描画の始点を変更(デフォルトで左上(0,0))

GPSETWindow WND,X,Y,COL

ウィンドウに点を書く

GFILLWindow WND,X,Y,X2,Y2,COL

GBOXWindow WND,X,Y,X2,Y2,COL

GLINEWindow WND,X,Y,X2,Y2,COL

GetConsolePalette(PAL)

コンソールの色を取得

GPRINTWindowCC WND,X,Y,STR$,PAL

コンソール色で文字を表示

GPRINTWindow WND,X,Y,STR$,COL

GPRINTBWindow WND,X,Y,STR$,COL,BC

背景色を指定してGPRINT

GPUTCHRWindow WND,X,Y,A,COL

GPUTCHRSizeWindow WND,X,Y,A,SX,SY,COL

サイズ(SX:SY)を指定してGPUTCHR

GPUTCHRSize1Window WND,X,Y,A,SX,COL

サイズ(S:S)を指定してGPUTCHR

GPUTCHRBWindow WND,X,Y,A,COL,BC

背景色を指定してGPUTCHR

GLOADWindow WND,X,Y,W,H,IMG[],FLG,MODE

GTRIWindow WND,X,Y,X2,Y2,X3,Y3,COL

GCIRCLEWindow WND,X,Y,R,COL

GCIRCLE2Window WND,X,Y,R,S,E,F,COL

GLOADImageWindow WND,X,Y,IMG,F

画像をウィンドウに描画

GLOADImagePaletteWindow WND,X,Y,IMG,F

画像をパレットPALを用いてウィンドウに描画

GCLSWindow WND,COL

GCLIPWindow WND,X1,Y1,X2,Y2

ClearGCLIPWindow WND

WNDのGCLIP指定を初期化する

CheckGBegin(WND)

WNDがGBeginしていなければFALSEが返る (GBeginFrameWindowしたとき2、GBeginWindowしたとき1が返る)

Graphic(その他)

DrawButton WND,X,Y,W,H,PUSHF

ボタンの枠を描画(PUSHF=TRUEの時押下状態) 中身の部分にGCLIPWindowSetWindowDrawPosされる

DrawButton WND,0,0,20,10,FALSE
GPRINTWindow WND,1,1,"HOGE",#BLACK

標準GUI部品

GetWindowControl()

ウィンドウを表示するコントロール

GetButtonControl()

ボタンを表示するコントロール

GetToggleButtonControl()

トグルボタンを表示するコントロール

GetTextBoxControl()

テキストボックスを表示するコントロール

GetLabelControl()

文字を表示するコントロール

SetLabelAlignCenter LABEL

文字を中央

SetLabelAlignLeft LABEL

文字を左寄せ(デフォルト)

SetLabelAlignRight LABEL

文字を右寄せ

Sample

 VAR TESTOTWCTL,TESTOTWWND
 DEF I_TEST
  IF!CHKCALL("IsWinRunning")||!IsWinRunning()THEN'OTWが存在するか、存在した場合動いているか
   ExitProcess 1
   RETURN
  ENDIF
  VAR E
  ExtendControl "TEST",GetWindowControl() OUT TESTOTWCTL,E'Windowコントロールを継承する
  IF E THEN ExitProcess 1RETURN
  E=SetControlPainter(TESTOTWCTL,"TESTOTWPainter")
  NewTopLevelWindow TESTOTWCTL,"TEST",64,64 OUT TESTOTWWND,E
  IF E THEN ExitProcess 1
 END
 DEF TESTOTWPainter WND,CTL,T,A1,A2
  VAR E=CallBaseControlHandler(WND,CTL,T,A1,A2)'親のハンドラを呼び出す(これを呼ばないと枠が描画されない)
  IF E THEN RETURN
  E=GBeginWindow(WND)
  IF E THEN RETURN
  GFILLWindow WND,0,0,64,64,RGB(0,0,0)
  GPRINTWindow WND,0,0,"HELLO",RGB(255,255,255)
  E=GEndWindow(WND)
 END
 DEF L_TEST
  IF UpdateWindow(TESTOTWWND)THEN ExitProcess 1'ウィンドウが閉じられたりした
 END

flag memo

標準コントロール

これらのコントロールを継承する際は親コントロールのHandlerを呼び出す必要がある

Window

event 説明
Paint 枠を描画
ChFocus 前面に移動

Button

event 説明
Paint ボタンを描画
LMouseUp 親ウィンドウにNotifを送信

操作

SetButtonAlignLeft WND

ボタンの文字を左寄りにする

SetButtonAlignRight WND

ボタンの文字を右寄りにする

SetButtonAlignCenter WND

ボタンの文字を中央に配置する

IsCheckedButton(WND)

トグルボタンがチェックされているか

UnCheckButton WND

トグルボタンのチェックを外す

CheckButton WND

トグルボタンをチェックさせる

Label

Scroll

GetVScrollBarControl()

縦スクロールバーコントロールを取得

GetHScrollBarControl()

横スクロールバーコントロールを取得

NewVScrollBar PARENT,SIZ OUT WND,E

縦スクロールバーをPARENTに長さSIZで作成(ScrollBarAutoResizeModeは1)

NewHScrollBar PARENT,SIZ OUT WND,E

横スクロールバーをPARENTに長さSIZで作成(ScrollBarAutoResizeModeは1)

NewHVScrollBar PARENT,SIZH,SIZV OUT WNDH,WNDV,E

縦横スクロールバーを長さSIZV,SIZHで作成(ScrollBarAutoResizeModeは2)

SetScrollBarSize WND,SIZ

縦スクロールバーのサイズを設定

GetScrollBarSize(WND)

縦スクロールバーのサイズを取得

IncScrollBarSize WND

スクロールバーのサイズを1増加させる

SetScrollBarPosition WND,POS

縦スクロールバーの位置を設定

GetScrollBarPosition(WND)

縦スクロールバーの位置を取得

SetScrollBarAutoResizeMode WND,MODE

MODEが0なら自動リサイズしない、MODEが1なら画面いっぱいリサイズ、MODEが2なら縦横にスクロールバーがある前提

GetScrollBarWidth()

スクロールバーのデフォルト幅を取得

GetScrollBarHeight()

スクロールバーのデフォルト高さを取得

ListBox

GetListBoxControl()

リストボックスのコントロールを取得

AddListBoxItem WND,ITEM$

リストボックスにITEM$を追加

AddArrayListBoxItem WND,ITEM$

リストボックスに配列ITEM$を追加

ListBoxChItem()

選択アイテムが変化すると親ウィンドウにNotif(A1=WND,A2=ListBoxChItem)を送る

GetListBoxSelectedText$(WND)

リストボックスで選択されているアイテム名を取得

ClearListBox WND

リストボックスの項目を初期化

SelectListBoxItem WND,INDEX

INDEXのリストボックスの項目を選択

NumUpDown

GetNumUpDowCnontrol()

NumUpDownのコントロールを取得

GetNumUpDownValue(WND)

NumUpDownの値を取得

SetNumUpDownRange WND,MIN,MAX

NumUpDownの範囲を設定

GetDropDownListControl()

DropDownListのコントロールを取得

GetDropDownListBox(WND)

DropDownListのListBox WNDを取得(これに対して項目を追加する)

GetDropDownListHeight()

DropDownListのデフォルト高さを取得

ListView

途中

GetListViewControl()

ListViewのコントロールを取得

IVARで識別する

ラジオボタンは非ラジオボタンのメニューアイテム(Separatorなど)が区切りとなって認識される

NewMenu OUT MENU,E

MENUを作成

SetMenuBar WND,MENU

未実装

ShowMenu MENU,WND,X,Y

MENUをWNDからの相対座標X,Yに表示

ShowMenuEx MENU,WND,X,Y,X_2,Y_2

ShowMenuXYExの相対座標版

ShowMenuXY MENU,WND,X,Y

MENUを絶対座標X,Yに表示

ShowMenuXY2 MENU,WND,X,Y

ShowMenuXYと違いMENUの下部Yの座標を指定する

ShowMenuXYEx MENU,WND,X,Y,X_2,Y_2

メニューが画面内の下部方向に収まりきらない時ShowMenuXY2 MENU,WND,X_2,Y_2する

MENUを絶対座標X,Yに表示

GetWindowMenu(WND)

WNDのMENUを取得

AddMenuItem MENU,STR$,IVAR

MENUにSTR$を追加,IVARはWindowNotifEventの時にARG2に指定される

AddMenuItemSeparator MENU

MENUにSeparatorを追加

SetMenuItem MENU,STR$,IVAR

IVARのメニュー項目のSTR$を変更

CheckMenu(MENU)

MENUが存在すればTRUE

NewTopLevelMenuWindow CTL,NAME$,WIDTH,HEIGHT OUT WND,ERR

非推奨

ShowContextMenu MENU,WND

コンテキストメニューを表示

AddSubMenuItem MENU,STR$,SUBMENU

メニューにサブメニューを追加

AddCheckMenuItem MENU,STR$,IVAR,CHECKED

メニューにチェックボックスを追加

AddRadioMenuItem MENU,STR$,IVAR,CHECKED

メニューにラジオボタンを追加

GetCheckedRadioMenuItem MENU,IVAR OUT IVAR2

IVARが属するラジオボタングループでチェックされているIVARを返す

IsCheckedMenuItem(MENU,IVAR)

IVARがチェックされていればTRUE

AddSubMenuItemID MENU,STR$,SUBMENU,IVAR

サブメニューをID付きで追加

SetMenuItem MENU,STR$,IVAR

メニューの項目の文字列を変更

DisableMenuItem MENU,IVAR

メニューの項目を無効化

EnableMenuItem MENU,IVAR

メニューの項目を有効化

GetSubMenuByPos MENU,POS OUT SUB

サブメニューを位置POS(zero-based)から検索して取得(存在しなければ0)

GetSubMenuByID MENU,ID OUT SUB

サブメニューをIDから検索して取得(存在しなければ0)

EnumerateMenu MENU,C OUT STR$,C2,CHILD,E

メニューの項目を列挙していく 列挙中に項目を追加してはならない C2が0であれば列挙が終了したことを示す

WHILE C
 EnumerateMenu MENU,C OUT STR$,C,CHILD,E
WEND

IsMenuWindow(WND)

WNDがメニューそのもののウィンドウであればTRUE

GetMenuOwner(MENU)

MENUを表示しているWNDを返す、MENUが表示されていなければ0を返す

GetMenuFromWindow(WND)

メニューそのもののウィンドウからMENUを返す

ContainsSubMenu(MENU,MENUC)

MENUがサブメニューをMENUCを含んでいればTRUE(再帰的に探索しない)

IsMenuShown(MENU)

MENUが表示されていればTRUE

SetMenuType MENU,TYPE

MENUの種類を設定する これは子メニューを表示したときに伝搬する TYPE=1の時メニューバーから表示されたメニューであることを示す それ以外は規定なし メニューが消えたとき0に設定され直される

GetMenuType(MENU)

MENUの種類を取得する エラーの時0が返る

Window Group

ウィンドウグループ、これに入れると親子関係にないウィンドウもまとめて扱うことができるようになる

JoinWindowGroup(WND,WND2)

LeaveWindowGroup WND

未実装

GetWindowGroupOwner(WND)

GetWindowGroupMember(WND)

WNDが持っているウィンドウグループのウィンドウを取得

GetNextWindowGroupMember(WND)

WNDの次のウィンドウグループのウィンドウを取得

GetPrevWindowGroupMember(WND)

WNDの前のウィンドウグループのウィンドウを取得

Dialog

NewDialogBoxWithArg CTL,NAME$,WIDTH,HEIGHT,OWNER,FLAG,A1,A2 OUT WND,ERR

FLAG=1のときModeless, FLAG=0のときModal

NewDialogBox CTL,NAME$,WIDTH,HEIGHT,OWNER,FLAG OUT WND,ERR

FLAG=1のときModeless, FLAG=0のときModal

NewModalDialogBox(CTL,NAME$,WIDTH,HEIGHT,OWNER)

モーダルダイアログボックスを作成

NewModelessDialogBox(CTL,NAME$,WIDTH,HEIGHT,OWNER)

モーダレスダイアログボックスを作成

File dialog

OpenFileDialog(OWNER,TYPE$,ID)

ファイルを開くダイアログを表示
TYPE$にファイル種別(TXT/DAT)
選択された場合IDをA1、ファイル名をA2$に入れてStrNotifが呼ばれる

OpenFileDialogEx OWNER,TYPE$,ID,LIST$[] OUT E

ファイルを開くダイアログを表示 LIST$[]にはファイル種別配列を入れる 選択された場合IDをA1、FileDialogInfoをA2に入れてNotifが呼ばれる

SaveFileDialog(OWNER,TYPE$,ID)

ファイル保存ダイアログを表示
TYPE$にファイル種別(TXT/DAT)
選択された場合IDをA1、ファイル名をA2$に入れてStrNotifが呼ばれる

SaveFileDialogEx OWNER,TYPE$,ID,LIST$[] OUT E

ファイル保存ダイアログを表示 LIST$[]にはファイル種別配列を入れる 選択された場合IDをA1、FileDialogInfoをA2に入れてNotifが呼ばれる

FileDialogInfo

DeleteFileDialogInfo(FDINFO)

FileDialogInfoを削除、必ず削除する必要がある

GetFileDialogInfoFile$(FDINFO)

ファイル名を取得

GetFileDialogInfoType$(FDINFO)

ドロップダウンリストで選択した項目を取得

WindowOP

ウィンドウに対しての操作を効率化する 子ウィンドウを一々削除していたら再描画リクエストが一々確認されたりして非常に遅い それをEndWindowOPでまとめてやる

関数 説明
BeginWindowOP(WND)  
EndWindowOP(WND)  
MoveWindow2(WND,X,Y) ->MoveWindowOP(WND,X,Y)

拡張コントロール群

標準コントロールの機能拡張版

TextBoxEx

複数行編集、シンタックスハイライトに対応した拡張版

GetTextBoxExControl()

TextBoxExControlを取得

TextBoxExSetText WND,TXT$

WNDにTXT$を設定

TextBoxGetText WND OUT TXT$

WNDのTextを取得

SetTextBoxExPRGMode WND,FLG

FLGがTRUEならばシンタックスハイライトを有効化

TextBoxExSetSelectedText WND,TXT$

現在選択されているTextにTXT$を設定

TextBoxExGetSelectedText WND OUT TXT$

現在選択されているTextを取得

TextBoxExCopy WND

クリップボードにコピー

TextBoxExCut WND

クリップボードに切り取り

TextBoxExPaste WND

クリップボードから貼り付け

TextBoxExSetFontSize WND,S

文字の大きさを変更 8または16

RICHTEXTEDITOR

RichTextBold()

フラグ

RichTextItalic()

フラグ

RichTextStrike()

フラグ

RichTextUnderline()

フラグ

RICHTEXT X,Y,C,STYLE,SIZE,COL

RICHTEXTを表示

RTESetBold WND,F

RTESetItalic WND,F

RTESetStrike WND,F

RTESetUnderline WND,F

RTESetTextColor WND,COL

RTESetAlignLeft WND

RTESetAlignCenter WND

RTESetAlignRight WND

RTESetFontSize WND

RTENew RTE

初期化

RTEOpen RTE,FILE$ OUT ERR

FILE$を開く

RTESave RTE,FILE$ OUT ERR

FILE$に保存する

RTEClear WND

インデントや見出しなどを消す

RTEIndent WND,INDENT

インデントをINDENT px増やす

RTESetOrderedList WND

RTESetUnorderedList WND

  1. こういうリスト

RTESetHeading WND,LEVEL

LEVEL(1<=LEVEL<=6)見出しを付ける

RTECopy WND

コピー

RTEPaste WND

ペースト

RTECut WND

切り取り

RTESelectAll WND

すべて選択

RTEAddTable WND,ROW,COL

ROW行COL列の表を作成

ダイアログ

MessageBox(WND,TITLE$,TEXT$,FLAG)

メッセージボックスを作成

MessageBoxOK()

OKボタンのフラグ

MessageBoxError()

エラーメッセージボックスのフラグ

MessageBoxNotifOK()

OKボタンが押されたときにWNDへ送信される

MessageBoxNotifCancel()

キャンセルされたときにWNDへ送信される

MessageBoxNotifID()

MessageBoxが閉じられたときにWNDへ送信されるNotifID

Clipboard

ClearClipboard

クリップボードを初期化

ClipboardContainsText()

クリップボードに文字列が格納されているか

ClipboardGetText$()

クリップボードに格納された文字列を取得(無ければ空文字)

ClipboardSetText V$

クリップボードに文字列を格納

ClipboardContaisFile()

クリップボードにファイルが格納されているか

ClipboardGetFile OUT ISCUT,PATH$)

クリップボードに格納されたファイルを取得(無ければ空文字)ISCUTがTRUEならば切り取り

ClipboardSetFile ISCUT,PATH$

クリップボードにファイルを格納、ISCUTがTRUEならば切り取り

ClipboardSetData$ TYPE$,V$

クリップボードにTYPE$の文字列データを設定

ClipboardGetData$ TYPE$ OUT DATA$,CONTAINS

クリップボードからTYPE$の文字列データを取得、CONTAINSがFALSEなら含まれていない

ClipboardData

“RichText”

リッチテキスト文字列が入っている

Image

NewImage ATTR,ARRAY,WIDTH,HEIGHT OUT IMG,E

画像を作成

ImageAttr2Dim()

画像が二次元配列であることを示す

ImageAttr1Dim()

画像が一次元配列であることを示す

ImageAttrLogColor()

画像が論理色であることを示す

ImageAttrPhysicalColor()

画像が物理色であることを示す

ImageAttrPhy1Dim()

画像が物理色で一次元配列であることを示す

ImageAttrHideShadow()

画像で影を表示させないことを示す(マウスカーソル用)

LoadImage FILE$,W,H OUT IMG,E

画像を二次元配列DATファイルから読み込み

GLOADImage X,Y,IMG,F

現在のグラフィック面にX,YにIMGを描画(FがTRUEの場合透明色も描画)

GLOADImagePalette X,Y,IMG,PAL,F

現在のグラフィック面にX,YにIMGをパレットPALで描画(FがTRUEの場合透明色も描画)

GSAVEImage X,Y,IMG

現在のグラフィック面のX,YをIMGにコピー

CheckImage(IMG)

画像が正常か確認

DeleteImage(IMG)

画像を削除

GetImageWidth(IMG)

画像の幅を取得、エラーの時0

GetImageHeight(IMG)

画像の幅を取得、エラーの時0

GetImageArray IMG OUT ARY,ERR

画像の生配列を取得

SaveImage(IMG,PATH$)

IMGをGRP形式でPATH$に保存

GetImageSize IMG OUT W,H,ERR

画像の大きさを取得

GetImageHotspot IMG OUT X,Y,ERR

画像を表示する際基準となる位置を取得

SetImageHotspot IMG,X,Y OUT ERR

画像を表示する際基準となる位置を設定

GetImageFormat IMG OUT DIMEN,PHY,ERR

画像の内部形式を取得 PHY=1の時物理色 DIMENは配列の次元数

GetImageAttr IMG OUT ATTR,ERR

画像の属性を取得

SetImageAttr IMG,ATTR OUT ERR

画像の属性を設定

RotateImage IMG,FLG OUT NEW_IMG,ERR

画像を回転して新しい画像を生成 FLGにはスプライトの90,180,270,縦反転,横反転フラグを指定する

NewImageFromDATA OUT IMG,ERR

DATAから画像を生成(NewImageArrayFromDATA D OUT ARY,W,H参照)

関連付け

GetAssociatedProgram$(TYP$,EXT$)

TYP$とEXT$に関連付けられたものを取得

AssociateFile(TYP$,EXT$,NAME$)

拡張子をNAME$に関連付けるTYP$に” “/”*”/”/”,EXT$に拡張子(e.g.TXT)成功するとFALSE

ExecFile(PATH$)

PATH$に関連付けられたプログラムをPATH$を引数に設定して起動

直接描画

IF GBeginDirect(WND) THEN @ERR
GCLS #BLACK
GLINE 0,0,100,100,#RED
IF GCopyDirect(WND,0,0,GetWindowWidth(WND),GetWindowHeight(WND) THEN @ERR
IF GEndDirect(WND) THEN @ERR

GBeginDirect(WND)

直接描画を可能にする(GPSETなどが使える) 自分でGCLS,GFILLなどを実行してグラフィック面を初期化する必要がある

GCopyDirect(WND,X,Y,W,H,X3,Y3,MODE)

直接描画を終了し、GBeginWindow(WND)をして転送

GetDirectGPAGE WND OUT PAGE1,PAGE2,ERR

直接描画に使っている表示ページ、描画ページを取得

フォント

フォント周りのAPI

CalcTextSize

CalcTextSize TEXT$ OUT W,H デフォルトフォントでのテキストのサイズを計算

IM

こちらを参照

Mouse

GetMouseX()

マウスのX座標を取得

GetMouseY()

マウスのY座標を取得

MoveMouse X,Y

マウスを(X,Y)に移動

SetMouseMode MODE

MODEがTRUEなら絶対座標でのマウス移動

Sound

BGMPLAYをBEEPのように自由に鳴らせるようにするAPI

IsValidMML(MML$)

MML$が正常なMMLならTRUE

PlayMML MML$ OUT MUSIC,ERR

MML$を再生してMUSICを返す

IsMusicPlaying(MUSIC)

MUSICを再生する

PauseMusic MUSIC

MUSICの再生を一時停止する

ContMusic MUSIC

MUSICの再生を再開する

SetMusicVar MUSIC,NO,V

MMLの内部変数への書き込み

GetMusicVar(MUSIC,NO)

MMLの内部変数の読み出し

SetMusicVolume MUSIC,VOL

MUSICの音量を設定する(0~127)

StopMusic MUSIC

MUSICの再生を止める

その他

NewWindowMoveFrame(WND,X,Y,MODE,CALLBACK$)

XとYはマウスからの距離 CALLBACK$は移動終了時あるいは移動の度にOTWのプロセスから呼び出される

COMMON DEF CALLBACK WND,X,Y,W,H

MODE=1の時移動 MODE>=2の時下図方向に大きさを変更

 2      3      4
  +-----------+
  |           |
 5|           |6
  |           |
  +-----------+
 7      8      9

NewImageArrayFromDATA D OUT ARY,W,H

事前にRESTOREされたDATAから画像配列を生成する (SmileBASICのDATAは関数内と関数外の区別が無い) D次元配列で生成する PHYSICAL=0の時論理色になりそれ以外の場合物理色 OTW5.0-3Cで廃止 正常に生成できなかった場合要素長0(D!=2)または0,0(D=2)の配列を返す

DEF HOGE
 @DATA
 DATA "A",&HFF00FF00
 DATA "B",&HFF0000FF
 DATA ""
 DATA 12,12
 DATA "ABABABABABAB"
 DATA "BABABABABABA"
 DATA "ABABABABABAB"
 DATA "BABABABABABA"
 DATA "ABABABABABAB"
 DATA "BABABABABABA"
 DATA "ABABABABABAB"
 DATA "BABABABABABA"
 DATA "ABABABABABAB"
 DATA "BABABABABABA"
 DATA "ABABABABABAB"
 DATA "BABABABABABA"

 RESTORE @DATA
 IF 0 THEN DIM A[0]
 NewImageArrayFromDATA 1 OUT A,,
END
DATA "color-name",color
DATA "color-name",color
...
DATA ""
DATA width,height
DATA "..."
DATA "..."
DATA "..."
...

Cursor

GetArrowCursor()

極めて一般的な形状のマウスカーソル

GetSizeNSCursor()

GetSizeWECursor()

GetSizeNWSECursor()

GetSizeNESWCursor()

GetWaitCursor()

GetBeamCursor()

ResetCursor(IMG)

現在のカーソルを設定(すでに同じ画像が設定されている場合も更新する)

SetCursor(IMG)

現在のカーソルを設定(すでに同じ画像が設定されている場合更新しない) IMGを書き換えた場合でない限り通常こちらの関数を使ってマウスカーソルを設定すべき IMG=0の時ArrowCursor